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「ユニクロ栄えて国滅ぶ」 この議論は正しいのか
つまり、経済学的には安いものしか買わないと、会社の利益が減って、給料が下がる、というので、デフレスパイラルを起こしている、という普通の話。文春の元記事ではさらに「自分さえ良ければ病」として、モラルとかメンタリティーのところまで踏み込んでいる。 非科学的で感情的な論文だし、ユニクロを攻撃するのは間違いですな。だいたいユニクロ自体は儲かってるわけだしね。利益がどこにいくのかっていっても、ブランドの服だって多くは中国製でしょ。 あたりまえな疑問だけど、なんで税金はデフレにならないのかと思う。税金って安全とか福祉とか公共工事とか、自分で手に負えないものを外注しているものだと思えば、フィットネスクラブの会費みたいなもんでしょう?なのにバブルの好景気な時も不景気になってもトータルで下がった試しがない。もちろんいろんな理由は知った上でバカなことを言ってるんですが。日本語が標準語の国が隣にあって税金がうんと安かったら会社も人間も移住してますよね。そういえば新聞の値段も全く落ちないですな。もっともこちらはヤバそうですが。 この記事に戻ると、そもそも周りの若者に言わせると、ユニクロの服は決して安くない。隣の机の女の子が昨日はいてたスカートなんて、500円ですよ。安いものはもっとある。つまり品質のわりに安いということなんだけど、世の中それで買う人ばかりじゃないからね。それでないと激安パソコンなんて売れるはずがない。 なんか、どこまでもズれた論文でした。
by mactki
| 2009-09-15 10:52
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