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息子は6歳からDSが欲しいと言っていた。理由は「みんな」持っているからというものであって、これは私が子供の時に親にモノをねだる常套理由と同じであった。実際にはみんな持っているわけではないのだが、親には調べようもないと思っているから言っているのであった。 昔と違うのは、実際のところ、私の周りの小学生男子は、おおざっぱに「みんな」と言って良いほどDSを持っているのである。家に来るお友達は3人来れば絶対に1人は手にしている。残る2人も1人は確実に家にあるか、兄弟が持っている。アパートの下の溜まり場にはDS軍団か、カードゲーム軍団がタムロしていてバクチ場のようになっているのである。 これまで、我が家はDSを買わない方針だった。夫婦共にファミコン世代でゲーム機の経験はある、最初に息子がDSを欲しいと言ったとき、相談して出た結論は、「子供は絶対はまるし、その分他の事をしなくなる。そしてゲームで得られるものは何もない」というものだ。勉強はもちろん、読書も、お友達との外遊びもおろそかになるかも、という懸念である。だから、これまで我が家にはゲーム機はなかった。親もやらないから、Macにもゲームはほとんど入っていなかった。 しかし、みんなが持っていると別の状況が出てくる。家に遊びに来る子は誰かがDSを持っていて、その子がDSをするとのぞき込む。3人のうち2人が持っていたら、1人は見ているか、借りるしかない。そして、今度のクリスマスには、どうやら息子の友達全員がDSを持つことになりそうだ。 こういう状況になると、飢餓感を継続させるより、早いうちから慣れて、自然とまわりにあるもの」というような存在にしておいた方がよいと思ってしまう。こうして、我が家は、2万円也を払って、DSiと、息子がやりたいソフトを買うことを選んだ。サンタにお願いすると言う息子だったが、サンタはそんなに高額なプレゼントを世界中の子供にあげるわけにはいかないのだから、お父さんがピアノをがんばったご褒美に買ってあげるから、でも、お母さんとおばあちゃんの言うこと(「一日の間の、決まった時間だけね」)を守るんだよ。と言った。「ウン、絶対守る」と息子は言った。2年前から「ウチは買わん」と言ってきたのだから、妻によると息子は喜びでいっぱいで、今では、まだ届いていないDSの話しかしないそうである。 さて、私は、DSを買わないという方針を放棄し、親として敗北を認めた上で、それでも言いたい。社会への責任を常に意識するのが一流企業なのだとすれば、自己管理できない年齢の子供にこれだけ大量のDSを売りつけ続けている任天堂は、なんと言おうと三流企業で、反社会的な存在だと。そして似たようなのを売ったり宣伝したりしているSONYも同じ穴のムジナであると。最近ではiPod touch/iPhoneでAppleも穴に落ちたかもしれない。そして、「DSi LLに予約殺到!」とあおっているマスコミも、子供の教育について偉そうなことをいう資格はない。任天堂は今期大赤字だそうだが、ザマーミロである。
by mactki
| 2009-11-15 01:35
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