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これまで、リビングのテレビには2chのオーディオアンプである、古いサンスイのA-α7とボーズのAM-5IIIがつながっていて、音楽番組や映画を見るときにはそちらのスイッチを入れていた。このアンプは5年前に中古5000円で買ったオンボロだが、CDプレーヤー(オンキョー C-773)とレコードプレーヤー(パイオニア PL-X50)、FMチューナー(SONY ST-S333ESA)がつながっており、さらにAirMac Express経由でAirPlayが可能である。古いながらも、我が家の音楽ソースのほとんどが再生可能な頑張り屋なのである。 ところが最近、テレビで映画を見ているときに、セリフが聞き取りにくいことが多くなった。これはアンプのせいというよりは、音源の問題であり、おそらくセンタースピーカーを付ければ解決するだろうとにらんだ。アンプそのものが古いこともあってここ1年ほどAVアンプやサラウンドシステムの新製品をサーチしていた。それでこのたびようやく購入した。 今回検討にあたっての必須条件は以下の点だ。センタースピーカー以外の機能、音質はA-α7で問題ないのだから、現状機能維持+せっかく買うなら付加価値を狙いたい。 ・薄い(100〜120mm)もしくは幅が狭い(〜350mm) ・FMチューナー内蔵 ・AirPlay機能内蔵 ・ネットラジオ受信可能 ・アナログ音声入力2系統以上 ・光、もしくは同軸音声入力2系統以上 ・HDMIパススルー ・黒以外の色 ・売値5万円以下 ちなみに2013年には、全部満たすものはなかった。RX-S600は黒である以外は満たしていたが、真っ黒のオーディオ機器ってホコリが目立つし、周りの雰囲気が重苦しくなるので嫌だった。他に妥協的に迷っていたのはパイオニアのVSX-S510で、音声端子数が少ないがそれ以外はOKだったので、これでいいか...と考えていたら、年明けになんと!チタン色仕様のRX-S600(H)というのが出現した。ビバヤマハ!さすがうちの息子のピアノを作っただけあるぜ!(違 というわけで到着した人生初のAVアンプ。とりあえずこれまで使っていたBOSE AM-5IIIをフロントに、手持ちのスピーカー、ヤマハNS-10mmtをセンターにつないでMovieモードで映画を見たら、狙い通りセリフがはっきり聞こえて感激した。とりあえず当初の目的は達したわけである。また、うちのテレビはアクオスなのだが、電源や音量調整はAQUOSファミリンクとHDMI経由でテレビと連動し、通常の視聴についてはテレビのリモコンで事足りるので、大変楽である。 次にA-α7と比べるため、CDプレイヤーをつないで2chモードで音を出した。A-α7の方がコクというか、ずっしり感があったような気がするけど、クオリティーが下がったとは全く思わなかった。ま、この辺はしばらく使ってみないと分かりませんな。一方、FMチューナーはSONYから内蔵になったが、さすがにクオリティーの低下が著しい。まあ、ST-S333ESAは、オーディオ全盛期にこのアンプと大して変わらない価格で売っていた高級機だから、同じでも困るが....。ちなみに家族からは何の文句も出なかったので、普通の人には不満のない音質なのだと思う。その分、インターネットラジオが受信できるようになったので、世界中のラジオが聞ける。これは小六の息子にササったようで、英語を習っている彼は、BBCをつけて喜んでいる。 一工夫したのがレコードプレーヤーだ。RX-S600はイマドキのコンパクトアンプなので、当然フォノイコライザーなど内蔵していない。もちろんオーディオ用のを別に買って、アナログ入力につなげばよいのだが、結構高いし(安いので5,000円くらい)、電源を別に切らないといけないのが面倒だ。 いろいろ探して、I-O DATA のAD-USBというものを見つけた。これは本来パソコンの周辺機器で、カセットやレコードなどのアナログ音源を、USB経由でパソコンに取り込むためのアナログ→デジタル変換ケーブルだ。Windows用の音声取り込みソフトウェアとセットで、3500円くらいで売られている。 このケーブルのユニークな点は、レコードプレーヤー用にフォノイコライザーを内蔵している点だが、その上、なんとラインアウトが付いていて、単体でフォノイコライザーとして機能するのだった。その場合は、USB経由で給電する必要があるのだが、今回買ったRX-S600の背面にはオプション機器用に、DC給電用のUSB端子が付いていて、アンプの電源と連動可能なのだ!まるでAD-USBのために装備されているかのようなステキ機能である。カタログを見た限り、この給電機能を使ったオプション機器はBlueToothアダプターしか用意されていないようだが、ヤマハはアイ・オー・データからOEMでAD-USBを供給してもらえばよいのではないだろうか。 さっそく接続してみたが、ノイズなど聞こえず、さらに自分の駄耳ではA-α7のフォノ入力との違いなど分かろうはずもなく、大変満足している。ちなみに、このAD-USBの本来の機能であるパソコンへの取り込みも試してみた。付属ソフトはWindows向けなので、フリーウェアのAudacityを使って、MacBook Airでレコードからの入力をやってみたが、いわゆる普通のUSB-オーディオインターフェースと同様に認識・取り込みできる。それにしても、こんな小さな筐体に良くいろんな機能を詰めたものだと思うが、おそらく、フォノイコライザ回路付きのオペアンプを使っているのだろうと思う。 せっかくだから、いずれリアスピーカーも設置して、サラウンドというものを体験してみたい。AirPlayもFMチューナーも内蔵しているので、これはまあ、オーディオのジャンルでいうとレシーバーですな。対応スピーカーを使えばバイアンプも可能ということなので、これは長く使えそうなアンプである。
by mactki
| 2014-03-03 17:29
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