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これはお宝鑑定団経由のニュースだが、Intel Macはだいたい予定通りリリースされるようだ。この業界では予定通りことが進むことはあまりないので、今回のような大改革がすんなり進んでいることには感心する。つまり、Appleはかなり前から準備していたということだろう。OSXをWindows向けにコンパイルし続けたという話もそうだし、ハードウェアの仕様も、PCと共通の規格が増えた(というか、ほとんど)ということも、移行を容易にしているのだろう。 先日も書いたが、今度のCPU変更にはとても期待しているし、Appleファンとしては全面的に支持できる。思えば、Quadra以降のMacの進化は、その一面を見れば常にCPU供給との戦いだった。最初は68040の開発の遅れ、次にPPC604のクロック停滞、G3のクロック頭打ちとG4の供給不足。そして最近のG5のクロック頭打ち(デュアルコアで解決した?)。うまくいった時期は、G3が登場した時期と、G4が600Mhzを突破してからしばらくぐらいではないだろうか。よく、Motorolaの悪口を言ったものだが、IBMになっても、あまり気を抜けなかった。 ここ3年ほどは、Intel-AMDのCPUのクロックが飛躍的に上がったため、特に苦しかったように思う。 ネット上のいろんな意見を見ていると、多くの人が期待しているのは、低価格化のようだ。確かに、最初にリリースされるのがMacMiniとiBookという下馬評から、そう思うのかもしれないが、CPUが変わるだけで、サプライズというほど(例えば今から2割引き?)低価格になるのだろうか。最近AOPENからMacMini似のPC が出たが、カスタムパーツが必要なせいと、OSが外製であるせいか、MacMiniよりむしろ高くつくようだ。このことをみても、たとえ量産効果が生じるとしても、G4をIntel CPUに積み替えただけでは、今より低価格になるような気がしないのだ。むしろ高速化の方に期待したい。遠慮して言えば「価格は変わらないのに速度は倍増」「価格は変わらないのに高機能」かな。
by mactki
| 2005-12-10 10:07
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