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有名な話だが、このiMacには、ロジックボード上に未使用のSATAコネクタが一つ付いている。当時、並行して開発が進んでいたFusionDriveの実装を想定して、SSD分のコネクタを準備したが、OS側の対応が間に合わなかったので、コネクタだけ残った...と妄想してみたが、本当のところは分からない(Fusion Driveは2012年のiMacから搭載されている)。しかし、光学ドライブの背面には2.5インチのドライブが収まる程度の空間があったりするので、結構アリな説だと思う。 で、SATAケーブルと、SATA電源の分岐ケーブルを準備し、SSDを接続した。書くと簡単だが、SATAコネクタはロジックボードの背面にあるので、分解ついででないと、大変なのだ。SSD本体は光学ドライブの背面に押し込んだ。特に固定しなかったが割とキツキツで、コネクタも固かったので、大丈夫だろう。ハードディスクはそのまま手持ちの3.5インチ・1TBのドライブに入れ替えた。 ここで注意点だが、ハードディスク側のSATAケーブルの隣には、ハードディスク内の温度センサー用にアクセスするためのケーブルが刺さっている。ハードディスク側が対応していない場合(私の場合だ)、抜いたまま放置しておくと、Macが高温になっていると勘違いして冷却ファンが全速で廻ってしまう。端子にU字に曲げた針金を差すなどして、端子につながっている2本のケーブルを、内部でショートするようにしておくと、防ぐことができる。ただし、実際にドライブが高温になっても感知してくれないので、心配な人は、秋葉館などでセンサーを購入するか、ファンコントロールソフトウェアで制御すると良いと思う(私は、今のところしていない)。 全ての接続が終わったので、組み立て直して、インストール用のUSBから起動し(USB2.0なのでとても遅い)、FusionDriveを設定し、そのまま新規インストールした。 GeekbenchのSingle CPUスコアを、現在使っているMacと比較したのが、上のグラフである。一番下のiMac 2017は参考のために載せたもので、さすがにこれには圧倒的にかなわないが、今使っている初代のMac Proよりはかなり速く、日常作業で不満が出ることはないだろう。 下のグラフは、Multi CPUのスコア。初代Mac Proとだいたい同じで、まずまずのアップグレードになったのではないだろうか。Mac Pro 2010もなかなか頑張っていますな。 あとの課題は、データの収納である。元々Mac Proには(A)OS、(B)自分のデータ、(C)家族共用のデータ、(D)TimeMachine、の4台のハードディスクが内蔵されていた。このうちAとBは、今回、Fusion Drive中に一本化した。CとDは、昔Mac Mini 2009(!)で使っていたTaurusのFireWire800(!)の外付けハードディスクケースを引っ張り出してきて、そのまま内蔵(2台内蔵可)している。機能的には問題ないが、ケースのファンがうるさいので、暇を見つけて光学ドライブを撤去してハードディスクをもう1台内蔵し、Cの中身を移そうと思っている。それにしても、2018年にFireWireの機器を使うとは思わなかったなあ。捨てなくて良かった。 #
by mactki
| 2018-01-06 13:23
| Mac
ここにきてようやく「このMacについて」を参照できるようになり、スペックの全体が分かった。CPUはCore i3-550 (3.2Ghz, 2コア)、メモリ2GB×2、グラフィックはRadeon HD4670。2010年当時のMacのラインナップの中では、巨大なディスプレイを除けば「中の上」ぐらいのスペックだ。 ちなみに元々内蔵していた1TBのハードディスクは、ディスクユーティリティーでフォーマットしてもエラーが出て使えなかった。アップルマーク付きのシーゲートのHDDで、Date Code を検索すると、2010年7月と出た。つまり購入時から使っていると考えられる。MacProに接続して、SMARTReporterで、S.M.A.R.T.を調べると、使用時間は約9000時間だった。例えば9000÷(年間200日×7年)=6.42時間/日となる。実験や解析の利用だともっと伸びると思うので、事務に使われていたのであろうか。後ほど分解したが、中にはホコリもほとんど無くとてもきれいだった。 ようやく、このiMacをMacProと入れ替える気になり、性能をMacPro並みに引き上げるべく、まずはCPUを検討した。MacBookやMac Miniと違って、iMacの多くはCPUがソケット式で装着されており、交換可能である(iMac Proもそうですな)。この機種に装着できるLGA1156のCPUの最上位は Core i7-870(2.93Ghz、4コア・8スレッド)である。ちなみに21インチの場合、電源の制限から、870は動かないらしい。しかし、ヤフオクをしばらく観察していたが、結構高い。動作確認済みのものだと、おおむね8000円オーバーだ。考えることはみんな同じで、古い規格でも、最高性能のPCパーツは、アップグレード用のヒキがあるのだ。その後しばらくして、偶然「じゃんぱら」に寄ったら、一つ下のi7-860(2.8Ghz)が6000円で売っていた。10秒ほど考えたが、体感できるほどの性能差は無いと判断し購入した。 ついに支出が生じたので、後に引けないモードに入った。腹をくくって、他に必要なものを準備する。まず自宅の2台のMac Proのデータを1台に集約し、空になった1台からハードディスクとSSDを回収した。その他細々、一週間ほどかけて以下のものが揃った。 ・CPU(買った) ・SSD(MacProのを流用、Sundisk Ultra II 240GB) ・HDD(MacProのを流j用、Samsungの1TB) ・SSD増設用SATAケーブル(持ってた。L字-ストレートの短いの。L字が大事) ・SSD増設用SATA電源分岐ケーブル(買った。800円ぐらい) 分解と交換手順は、あまりに煩雑なので書かない。というか、上記のiFixitのサイトに全部書いてある。備忘録的な注意点は以下の通り。・T10&T8トルクスレンチとプラスドライバーがあれば分解できる。 ・ロジックボードを取り出すためには、電源ボード、光学ドライブ、光学ドライブファン、ハードディスクを撤去する必要がある。 ・各種ケーブルコネクタは全部違う形なので、間違えることはない。 ・ただし、計20箇所以上あるので、戻し忘れる。 ・ハードディスクの温度センサーは、ショートさせないと冷却ファンが全開で回る。 ・光学ドライブの背面側に2.5インチSSDを収納できる。 ・ロジックボードの取り付けは、位置決めが難しく、かなり難航する。 Macの分解経験のある人にとって、特殊なスキルは必要ないが、なにしろコネクタの数が多いので、忘れないように戻すまでの気力が必要だ。私はCPUファンのコネクタを戻すのを忘れて、起動したらCPUが半分のクロックでしか動かず、もう一度ばらす必要があった。 #
by mactki
| 2018-01-04 23:17
| Mac
問題があるとすれば、まず、電気を食うことである。CPUに負荷をかけると400Wオーバー、アイドル時でも200W前後をウロウロしている。それにモニターの電気が加わる。つけっぱなしにするのは気が引ける数値だ。 液晶モニターは2005年に購入したDellの20インチで、なんと12年も使っている。干支が一周しているではないか。1680x1050のモニターサイズに不満はないが、バックライトは陰極管であって、さすがに暗くなってきた。また、ここ数年、電源投入直後はへんな影が薄く画面に出る。 少なくともモニターは買い換えかなー。でも、自宅ではWebブラウジングぐらいだったら、MacBook Airがあるしなー。子供も大きくなって写真もビデオもめっきり編集しないしなー。あまりお金かけたくないなー。 なーんて思っていたとき!Macの神様は見ているんですな。例のゴミ捨て場にiMacが出現した!いや、これまでにもiMacは結構落ちていたのだが、これまでは全部背面が黒いiMacで、いまいちやる気が出なかった。どういうことかというと、端的に言うとEl Capitanまでしか動かないということである。ならば、MacProの方がうんと良い。ところが、ついに背面が銀色のiMacが出現したのだ。 「いじりたい人」にとって、iMacはなかなか悩ましい。古すぎると最近のOSが動かない。新しすぎると分解や改造が困難である。そういう意味で、現時点で一番楽しめるのは2009〜12年頃のiMacである。中でも、Sandy Bridge を積んでいる2011モデルは、性能と改造しやすさのバランスが取れた、おいしいiMacと思う。2012モデルはUSB3.0ポートがあるのがかなり大きいが、液晶が接着されているため、分解のハードルが一段上がる。 落ちていたiMacは、本体に厚みがあったので、2012ではないことは確かである。動作するかを含め、持って帰って調べないと分からないのだが、これが27インチであった。さすがにでかくて重い。台車を取りに行って、持って帰ったのだが、完全に故障品だったらまた持ってこないといけない。 ようやく持ち帰り、適当なマウスとキーボードをつないで電源を入れると、起動音に続き、無事に画面にアップルマークが出現した。ほっとする瞬間である。が、ここで油断してはならない。最新OSが動くのに廃棄されていたのだから、どこかに不具合があるはずだ。例えばハードディスクの故障なら、良いというか納得だが、例えばグラフィック系の故障だと、場合によっては手が出ない。一方、不具合が無いなら無いで、なぜ廃棄したのか、まさか呪いのMacではないかと非常に不安になる。複雑な心である。 結果的には、ハードディスクの故障が廃棄理由だったようで、起動途中で止まってしまった。El Capitanインストール用のUSBメモリから起動するとちゃんと起動した。そこで一安心して、背面のモデルナンバーを確認するとEMC2390、これはMid 2010 である。惜しいが、一方で27インチは良いことがいくつかある。まず、電源容量が大きいので、速いCPUに積み替えることができる。ロジックボード上にSATAコネクタが余分に付いていて、光学ドライブ分も含めると、3台のSATA機器を内蔵できる。そしてメモリスロットが4つ(2×2)で、非公式に32GBまで増やせる。CPUにもよるが、手を入れれば、MacProの代わりになりそうだ。 #
by mactki
| 2017-12-20 12:56
| Mac
仕事のメインマシンである、Mac Pro 2010 をHigh Sierra にアップしようとしたら、ファームウェア・アップデートが必要です、というアラートが出た。 そのまま画面の指示に従ってシャットダウン。電源を再投入する際、電源ボタンを押しっぱなしにして7秒ほど待つと、ぱぱぱぱ..と、LEDが点滅するモードになるので、そこで指を離す。すると「プーーー」という、「これは、壊れたな」と誤解されそうな、小さなブザー音が鳴る。普通のMacだと、ここでグレーのリンゴマークの下にプログレスバーという、おなじみの画面が表示され、終了すると自動的に再起動、ログインするとめでたくファームウェアアップデートが終了して... いなかった。 High Sierra のインストール画面は相変わらず、ファームウェア・アップデートが必要です、というアラートを出したままである。 つながっているUSB機器を全部外すとか、PRAMクリアとか、余ったSSDにSierraを新規インストールしてそこからやってみるとか、いろいろやったがだめだった。 最終的に、グラフィックカードが原因だった。うちのはMac向けでは無く、一般用のGeforce GT630が刺さっているのだけど、これだと例えば、起動時のアップルマーク画面が表示されず、いきなりログイン画面となる。同様に、ファームウェアアップデート時のプログレスバーも見えない。普段の使用においてはまったく問題無いが、どうやらファームウェアアップデートでは、グラフィックカード上のEFIが大事なようだ。 で、知り合いから、純正のRadeon HD5770を借り、刺してみるとあっさりアップデートできた。ちなみに私のMac Pro (5,1)は、一度もファームウェア・アップデートしていない(昔、一度アップデータが出ている)が、そのままHigh Sierra用のァームウェア・アップデートをやっても大丈夫だった。
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by mactki
| 2017-11-09 17:41
| Mac_Mac Pro 2010
ウチの実体顕微鏡はニコンの古いSMZ(無印)である。SMZはニコンが1966年にリリースした最初のズーム式モデルで、驚いたことに今でも新品で手に入る。ニコンって、双眼鏡とかにもそういうとこありますな。よく言えばしつこいというか、悪くいえばヘンな伝統というか。その中でも、うちのはグレー塗装、ピントノブも金属性で、さらにズームするとピントがずれるという、かなり初期の個体である。 光学性能に不満はないのだけど、照明がないのがぼちぼちつらい。ルーペとかもそうだけど、拡大、マクロは照明が大きくて、暗いとやる気半減である。デスクライトとか、小さい懐中電灯(マグライトとか)を固定してみたりするが、結局、影ができないリング照明が欲しくなる。専用品は高くて、ちょっと前だと一声3万円は覚悟というところだった。最近はLEDが普及したこともあり、中国製の安いのだと1万円どころか、5千円も出せば何とかなる(試してない)。でも使用頻度を考えると、それでも家族持ちには遠慮価格だ。 適性はともかく、とにかくLEDが円形に並んでいるのだから、リングライトとして使えそうだ。値段は600円程度で、安物買いの○○という可能性はたっぷりだが、トライアルにはピッタリだ。早速内径70mmのを注文した。問題は12Vの給電だが、さらにネット徘徊の末、USBの直流電源(5V)を12Vに昇圧するアダプターを発見し注文した。700円なり。安い。 4日後には両方到着し、早速ハンダで両者を接続して、とりあえず、昔のiPhone付属の500mAのアダプターにつなぐとあっさり点灯した。セロテープでSMZに固定してみると、なかなか良い。心配していた色味も問題ない。ただ、ズームの広角側にすると、LEDの反射が視野に入る。半径が大きいリングか、もう少し下側(対物側)にずらせば緩和されると思うが、作業の邪魔になりそうで、そのままにしている。
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by mactki
| 2017-10-14 22:31
| 顕微鏡
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